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2020年7月21日 (火)

 心の野点

みどり野に
 野点せんとや
   おもへども
 
 窓をたたくは
   悲しき雨滴
 


今日も雨
 心わびしく
   寂しき野点

 

 


 

 外は雨ですが、大空を流れる薄雲の元、草原で緩やかに野点をする想いで、

先日作陶した四方平鉢「浮雲」に、お茶道具を載せて
 草や野菊の蒔絵を施した
  野の花棗と茶杓ををあしらい
    心の野点を致しました。

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浮雲に
 野の花棗
    草茶杓

  初夏の野点の
    爽やかな夢

 …………………………

今回用意した抹茶碗は 2018年に、もう少しで満月になれる慶びを想い作陶した「十三夜」です。
  

眠る野に
  月が静かに
    昇るころ

お茶は水出し
 涼しき月見

こういう時に点てるお抹茶の服加減は

泡は細かく無きが如く
 喉を流れるように
   漣のように
  軽く
  やわらかく
   きめ細かく

スーッと点てました

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お茶菓子は
 冷たく冷えた
  とろとろの

 黄金色した
   わらびもち

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香ばしい きな粉をまとい
ひんやりとしたわらび餅が、

とろとろ
 とろけるような
  ふわふわと
 適度なコシで
    溶けいく美味さ

 得もいわれぬおいしさです。

 …………………………

 鬱々の
  心の梅雨も 
   飛び去りて

   雲間に見える
    十三夜

   ごちそうさま

 …………………………

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黄金わらび
岐阜市柳ケ瀬で「本わらび餅」が大人気の和菓子店ツバメヤの名古屋駅直結の商業ビル 大名古屋ビルヂング店。
 連日行列ができるほどの人気ぶりです。
そして、並んでいる人たちのお目当てが大名古屋ビルヂング店限定の「黄金わらび」。
午前中に売り切れてしまう事もあります。

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「黄金わらび」は、とろけるようなやわらかさと適度なコシをあわせ持つ純黒糖入りのわらび餅で、
 わらび餅の入った箱に、店内できな粉をぎっしり詰めていて、あたりは大豆のやさしい香りが漂って、ついつい覗き込みたくなってしまいます。

フタを開けると、箱のふちまでたっぷりと入ったきな粉の中でわらび餅がかくれていていて見えません。
溢れるようにわらび餅を覆いかくす、その大量のきな粉は甘みの強い特別焙煎の黄金色。

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きな粉を丁寧にさぐって、わらび餅を探し、
みつけて黒文字を刺して
 持ち上げようとした瞬間……………………
 どこまでも伸びていってしまいそうな
  あまりの柔らかさに、
   きっと声を上げてしまうに違いありません。

…………………………………………

 (菓子碗は牛の戸焼染め分け皿です。
柳宗悦の民藝運動に共感して、民藝の美を生活の中に取り入れる新民芸運動を創始し「民藝のプロデューサー」として活躍した『吉田璋也』が、昭和初期に鳥取の牛の戸焼窯で企画指導した染分け皿を、牛の戸焼脇窯の名を受けた中井窯にて平成になってから柳宗理が縁を削ったデザインにしたものです。)
…………………………………………

一服を堪能し

二服目の

お茶碗はやはり夏向きの平茶碗がいいですね

次に用意したのは
2007年頃に手ろくろで作陶した 黄瀬戸平茶碗です。


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ちゃっかり黄金わらびもお代わりしました。黄瀬戸ときな粉はよく似てますね。

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