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2020年6月25日 (木)

ルート・ブリュック 蝶の軌跡展

ルート・ブリュック
    蝶の軌跡展
     岐阜県現代陶芸美術館

 

20200625-231744

 

 

ルート・ブリュック作品で 何よりも一番感じたのは、

 微妙な色彩の表現力。

   凄い
    素晴らしい

白夜や弱い太陽の明かりの北欧フィンランドに生まれ育ったからだろう

北欧の弱い太陽光の元で生まれ育った色彩感覚は
どこかほの暗く陰鬱さの一歩手前で留める微妙な色彩の用い方はとても とても素晴らしい

光と陰による色の変化を生まれる前から浴び続けてきたからだろう、
 無意識に熟知している。

日本人も陰影の奥深さ、特に蝋燭や燭台などから照らされるグレーベースの色彩の濃淡、白から黒へのどこか静かな表現力は世界でも類を見ないほどの特別な世界を持っているが、
太陽光の強さの違い 緯度の違い
 ルート・ブリュックは微妙な彩度で表現する

「フィンランド」と聞くと、マリメッコやムーミンなどやさしく可愛いデザインをイメージされる方も多いでしょう、ルート・ブリュックにもそんな雰囲気もありますが、もっと深いものがありました。

歴史的にスウェーデンとロシアに長く蹂躙(じゅうりん)されてきたフィンランドは、北欧人のなかでも異なるフィン人の根源をカレリア地方に求める民族運動が激しく燃え上がります。このような影響もあり、
フィンランドの鬱蒼とした森の奥へ誘うような黄味がかったターコイズブルーや温かくも冷ややかでもある深い色が美しいです。

陶芸というと器とか置物を思い浮かべますが、彼女の作品は晩期のタイルアート作品やそれ以前のイコンや蝶など、どちらかと言えば二次元的表現の中に奥深さを表現するものです。
今回のルート・ブリュック展は私はその造形より、色彩と微妙なアート表現に特に感動しました。
しかし、

販売されているポストカードも、私の写真もへんに明るくなりすぎてルート・ブリュックのこの微妙な深みのある世界を全く表せていません。
悔しいが本物を見ないと この良さがわかりません。
 
是非 会場でお楽しみください。

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フィンランドのアーティスト、ルート・ブリュックの日本初の展覧会。
2020年6月6日より、岐阜県現代陶芸美術館でスタート
ルート・ブリュック Rut Bryk, 1916−1999 はフィンランドを代表するアーティストです。名窯アラビアのセラミックアーティストとしてヘッドハンティングされ、またテーブルウェアやテキスタイルのデザイナーとして、世界的に活躍しました。
2019年はルート・ブリュックの没後20周年であると同時に、日本とフィンランドの修好100周年にあたりました。この記念すべき年から日本を巡回している「ルート・ブリュック 蝶の軌跡」展は、セラミックやテキスタイル、スケッチなど約200点を通じて、その多彩な仕事を日本で初めて網羅的に紹介する展覧会です。2016年にフィンランドやスウェーデンで行われた生誕100周年展をベースに、日本のオリジナル展示を加え、アート、デザイン、建築をおおらかに乗り越えた創作活動を展観します。
アートに興味のある方も、デザインや建築に興味のある方も、日本の皆さんがきっと初めて目にする「もうひとつのフィンランド」。作品を通して自分の内面と向き合うような、心の奥に静かに響く世界観を楽しむ機会となるはずです。

北欧・フィンランドを代表するアーティスト、ルート・ブリュック(Rut Bryk, 1916-99)。名窯アラビアの専属アーティストとして約50年にわたって活躍し、初期の愛らしい陶板から膨大なピースを組み合わせた晩年の迫力あるモザイク壁画まで、幅広い作品を手がけました。重厚でエレガンスな釉薬の輝きと、独自の自然観にもとづいた繊細な図や形態は、今も多くの人々を魅了しています。
本展は、約200点のセラミックやテキスタイルなどを通じて、その多彩な仕事を日本で初めて網羅する展覧会です。初期と後期でドラマティックに変わる作品の謎、たしかな伝統技術に裏打ちされた細やかな凹凸による動きなど、実物の作品はいくつもの発見を促すでしょう。
ブリュック没後20年、日本とフィンランドの外交樹立100周年の2019年秋。「明るく、かわいい」印象で語られがちな「北欧・フィンランド」のイメージを刷新する展示をどうぞお見逃しなく。

岐阜県現代陶芸美術館へ行かれる方は電話で予約が必要です。
変更後会期: 2020年6月6日(土)~8月16日(日)
コロナ対策で
前日までに電話で予約が必要です。
岐阜県多治見市東町4丁目2-5
0572-28-3100

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