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2020年3月 3日 (火)

アニエスはアニエスだね!

久しぶりにアニエスb

ファッションチェックで見て回っていて久しぶりにアニエスbに。
いつまでも変わらないファッション

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そして
 懐かしい多釦丸カーデ発見。

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カットソーのパール風の多釦丸首カーディガン 11000円

 

 この写真そっくりのものをカラー展開などで何万枚も販売した思い出の品です。

綿100%カットソーの、ミニ裏毛、ポンチ、スムスなど素材を替えながら、カラーは6〜8色展開。
釦は基本的にこの写真のようなパール釦でしたが、時々釦の色を違うものにしたり、マーガレットの花の様な釦にして変化もさせました。

 優しい感じで何にでも合わせやすく縫製よくて値段はとてもリーズナブル
綿100%でも高級糸で縫製はどこよりも良く、お財布の厳しい賢いお客様の為に価格は2900円に拘りました。

 30年ちょっと前、「プライムスポット」というお金はないけどオシャレがしたい女性のブランドショップを作り、その中で春・秋・冬 数年売り続けましたが、おそらく2万着位は販売しているでしょう。
   こんな自信作だからそんなにも売れたのですね。 消費者は賢いです。
 

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別のショップで見た写真のようなマルチボーダーカーディガンも時々造りました。
素材はイタリアの名門紡績ゼニアバルファ社などの最高級ウール100%の12ゲージニットでマルチボーダーカーディガンで値段は5900円です。 無地は4900円

 素材選定、デザイン・カラー、ボーダーの色合わせなど全てを自前で行いメーカー直で生産することで、
これも一流ブランド品の3分の1から5分の1以下の値段で販売しました。

値段が抑えてあるからこういうこういうオシャレなマルチボーダーでもお客さも多少は冒険が出来ます。

  女性に喜んでもらえる 楽しいファッションの仕事でした。

…………………………………………

®プライムスポットは私が作った二つ目のブランドですが、
今から30年前、女性達はファッションで何が足りないだろう?
何を求めているだろう?
と東京の銀座や自由が丘、名古屋駅前、動物園、スーパーの店頭など様々な場所でアンケートやインタビューなど市場調査を行いマーケット分析を行いました。
* 市場を細分化して(Segmentation)
* ターゲット層を抽出し(Targeting)
* ターゲット層に対する(Positioning)
  
 そこで多く出た意見は『世の中には へんにミセスっぽいものかティーンズ狙いのものばかりで我々30代の着るものが全くない』という声。
  最終的に若いママの普段着が無いという結論に至りました。

当時はファッション雑誌も一流ブランドやティーンズやミセス中心であり、30代向けで普段着っぽいカジュアル狙いの雑誌もアパレルも存在しない時代でした。

丁度ここがエアポケットになっていたのです。
 
そこで、「35歳おしゃれな主婦の普段着」というコンセプトで『プライムスポット』というブランドでショップを立ち上げました。
「ファッション好きで、結婚する前は親と同居していたので自分の給料は自由になりブランド物など買っていたが、結婚した相手が普通のサラリーマン。子供が3歳と5歳になり私はアルバイトもできないから亭主の収入の中で賄うから自分の服は上下で10000円以内しか使えない。
価格はリーズナブルだけどオシャレな普段着。少しトラッド系で小さな子のママらしくちょっと可愛く」という設定です。

こういう発想で展開しているブランドショップは世界中どこにもありませんでした。
当然こういうテーストとマインドで作っているメーカーなど在りませんから、
セーター・カットソー・シャツ・パンツ・ジャケットのフリートータルコーディネートで、商品はデザイン・素材全て自分たちで企画し、店舗づくりすべて自前でやりました。

僕が拘ったのは
常に日本一の商品である事(これを作るには物凄く努力が入りますが)
価格よりも数段良い価値であること。(この価格なら日本一かどうか)
素材は基本的に天然素材
縫製はどこよりも良いもの。
一歩先では無く、常にお客様の半歩先を提案し続けるファッション商品であること
販売価格より常に価値が遙かに上であること。
何気ないけどどこかにちょっと新しさがある商品である事。
常に又来たいと思って頂ける店
店舗では今日入ったばかりのアルバイトでも自信を持って販売できる商品である事。

アイテムは、セーター、カットソー、シャツ、スカート、パンツ
上下2点で10000円以下

これが認知され大成功 3年ほどで50店舗 数年で70店舗 年間売上げ35億のショップとなりました。

常にファッション川上川下情報収集、商品企画、70店舗もの店舗運営を全てやり続けるのですから休む暇も無い、とても厳しい仕事でしたが
  着て下さる方ひとりひとりを思いながらの商品つくり
   プライムスポットだけで様々なトータルコーディネートができ、
それを着た方の微笑み。
だから 売るのも着ていただくのもとても楽しかった。
          最高に幸せな仕事でした。

 どんなビジネスでもこれと同じで、エンドユーザーを主体にマーケティングとセグメンテーション、マネジメントをきちんと行い
常に顧客主体に半歩先の提案を続ければ伸びていくものです。

 全ての原点は一人一人のお客様に最高のおもてなしをし続ける事です。

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