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2020年2月 8日 (土)

絵絣の似合う町

絵絣の似合う町

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先日実家のある くらしよし町
 鳥取県倉吉へ帰省しました。

現代に忘れられたような古い城下町です。

 この倉吉の古きを温める白壁土蔵群のある界隈も、今年はコロナウイルスの影響で観光客も少なく静かでした。
この白壁土蔵群に絵絣を着た観光客がいました。

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「絣」と聞くと皆さんは紺色に縦縞や井桁や亀甲、矢絣、縞模様など 単純な柄の織物を思い浮かべられるでしょう。
 これらは平織りが多く、経糸(たていと)だけで絣模様を織り出す経絣(たてがすり) 緯糸(よこいと)で模様を織り出す緯絣(よこがすり)、両方に使用した経緯絣(たてよこがすり)などが多く、一部綾織り、繻子織りもありますが、鳥取県倉吉市の 倉吉絣では特に高度な手描きの絵のような絵絣(えがすり)を得意として、さらに高度な綾織り、浮き織など様々な組織織(そしきおり)の「風通織」など高度な絣が主体となり、高級商品として全国でも評判を呼びました。
 絵絣中心に織っていた町は日本でも他の地方では聞いた事がありません。

 江戸時代から明治時代まで盛んに織られていた倉吉絣も昭和に入ると廃れてきて織る人もいなくなりましたが、父である染織家の吉田たすくが古い縞帳や文献を探し、古老を探し織り方を尋ねて復活させました。

今はそのお弟子さんが100人以上も増えてきており、その中の数名が古い町並みの中で『手織工房 倉吉絣』を開き織っています。

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吉田たすくは高度な「風通織・浮き織」などをさらに発展させた手織物を織っていましたが、65歳で死去し、たすく工房は私の弟三男の吉田公之介が継いでいます。

 もっと絣の事が知りたい方は、日本唯一の『絣美術館』を訪ねてみてください。
小さな美術館ですが、素晴らしい絵絣がありますよ。
 吉田公之介が館長を務めています。
  ………………
   倉吉絣
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/倉吉絣

   吉田たすく
https://ja.wikipedia.org/wiki/吉田たすく

絣美術館
http://foo-d.cocolog-nifty.com/blog/2017/01/post-98da.html

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