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2019年9月17日 (火)

名古屋骨董祭 2019/9/6〜8 −①

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今回は特に欲しいものはないが、まあ見るだけと のんびりと会場をゆっくりと見て回りました。

 

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いつもそうだが、欲しいものがある時にはあまり買うものがなく、欲しいものがない時に限って買い物をしてしまう。

おそらく、欲しいものがある時はそれを求めて目が行き、他をゆっくりと見れないが、欲しいものがない時は、満遍なく商品を見るからであろう。

そんなで、今回は思ってもいない買い物を三点もしてしまった。

その一つ
和骨董や着物とか専門のお店ではなく、こういう場所にはあまり馴染め無い素人っぽいガラクタばかりのお店が奥の方に出店していた。

こんな所には何もないだろうと思いながらちらっと見たら、
あれ!
古い桐箱に年季の入った なかなか渋い 細い布があった。


古くはあるがとても高級感のあるいい布だ。
おそらく江戸ほど古くはなく、明治の中頃のものだろう。

細い帯の様だが、幅は狭く短く
幅は7.8cm 長さ266cm
半幅帯より細く、生地がやや柔らかく少し短い。
なんなのだろう。

こういう所では共箱などまず適当だしいい加減だろうと思ったがどうもこれ専用の箱です。

箱の角に「誂」があるから 能役者かお能をされる方の特注品だ。

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これはテーブルランナーに使えると思った。

作られた時はとても高価だったんだろうと思われるが、値段を見てみると
普通の骨董店で売っているよりも恐ろしく安い。

これは何に使われたものですかと聞いても分からないようで、
多分、こういう店なのでお店の方も雑多なものを扱うのでどういうものかわからないのだろう。
しかし、良いものだ。

とても安かったが、骨董屋では値切らないと失礼とだばかりに交渉。更に随分と安く頂いてしまった、申し訳ない。 感謝です。

後で調べてみると
どうも能装束の腰帯の様です。
能装束で腰からまっすぐ垂れている、特別目立つ帯です。
それも現代の形ではなく一昔前の形の様だ。
滅多に手に入るものではない。

何はともあれ、良いものが手に入りました。

「野の花料理・恵那の野山の 蕎麦懐石」に、これから来ていただくお客様のテーブル中央にはこれが端から端までスーッと通していますから見ていただきましょう。
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帯は元々、着物を押さえる為の紐だったのですが、
時代の流れで多様に変化してきました。

帯の幅は、十二単の2寸程の紐状の帯
能装束の3寸のものなど、着る用途によって色々ありました。

半幅帯は、通常4寸幅の帯で、これは博多織で盛んに織られていて、ゆかたによく締められています。

細帯は、6寸、5寸、4寸3寸、2寸と色々ありますが
現在では、殆ど見受けられなくなりました。
時代と共に装飾的意味合いがとても強くなっていきました。

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