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2019年2月18日 (月)

白梅と美酒の夜

まだ咲き初めし 白梅を
  愛でる楽しみ  この気持ち

      ここでこそ美酒をいただかん

目に美味く 舌にも旨し 美酒の夜

 

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私と同じような気持ちの方と時代を超えて飲みたいと思い、万葉の和歌を探してみました。

酒坏に
 梅の花浮け思ふどち
 飲みての後は散りぬともよし

盃(さかずき)に梅の花を浮かべ て 思いにふけり
飲み終わった後に散るのもまたよいものです

補足】「酒坏」の読みは「さかづき」です。

万葉集より 詠み人 大伴坂上郎女(おおとものさかのうえのいらつめ)

平安時代は清少納言や和泉式部、紫式部、小野小町等才女が多く、女性も和歌や恋愛も積極的で恋歌なども多いですが、
酒の和歌なので作者は男性かと思ったらやっぱり女性でした。
今より平安女性の方が積極的だったかもしれませんね。

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黒盃
釉薬 黒呉須釉 胴を限りなく薄く、ぴったりと唇に添うアールの口縁にして仕上げた拙作杯、磁器のように見えますが手ロクロによる陶器です。
酒が優しくサーっと広がって口の中に入り舌の味蕾を満遍なく覆い、お酒の旨味を十分過ぎるぐらい感じさせてくれます。


雷仕立 白萩 蕎麦皿(イカズチ仕立シラハギ蕎麦皿)
大胆な金継ぎで雷(イカズチ)の旋光を表した白萩釉掛け皿

「野の花料理・恵那の野山の蕎麦懐石」の最後にお出しする、日本一超粗挽き熟成十割蕎麦の為に先日焼き上げた拙作の蕎麦用皿です。

梅に合わせて私が選んだ酒は、これも特別なお酒。

「雪の茅舎(ゆきのぼうしゃ)」の限定酒 「 秘伝山廃純米吟醸」

「雪の茅舎 」は秋田の銘醸、齋彌酒造店の、雪に埋もれた山里の茅葺屋根の点在する情景の中で心静かに楽しむ酒である。
華やかで濃厚な香りがありながらきめ細やかなやさしい味であり、梅の楚々とした美しさとその香を楽しみながら飲むには最適である。

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齋彌酒造店は特にこだわりの酒を醸し「櫂入れをしない」「濾過をしない」「割り水をしない」の「三無い造り」を特徴としています。 酵母の働きにまかせて、長い時間をかけてじっくり醸し、そのお酒をそのまま加工することなく、加水もせずに出荷するという、お酒本来の味を大切にしているこだわり蔵です。
全国新酒鑑評会では、平成に入ってから12回の金賞受賞、秋田県では第1位という銘醸。

大伴郎女は大伴家持の叔母であり、のちに姑になっている。
額田王以後最高の女性歌人であり、万葉集編纂にも関与。
万葉集は4516首掲載されているが、女性歌人としては最多入集であり、長短歌84首を所載。全体でも大伴家持・人麻呂に次ぐ第三位の数にあたる。

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