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2018年9月23日 (日)

秋の七草

お・す・き・な・ふ・く・は

お好きな服は
爽やかに
風にたなびく
秋の七草

 

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春の七草は早春 (正月7日) に万病を防ぐといわれ、朝廷で儀式化し今日まで七草粥で食べられてきましたが、
「秋の七草」は粥にして食べるよりも主に鑑賞用として秋の風情を楽しみ、かつ、薬草としても効果のあるものが集められています。

「秋の七草」は、奈良時代の歌人、山上憶良(やまのうえのおくら)が歌って万葉集に載せられた二首の歌だといわれています。

《第一首》

「秋の野に
 咲きたる花を
 およびをり(指折り) 

かき数ふれば
 七種(ななくさ)の花

《第二首》

萩の花
 尾花葛花
 撫子の花

 女郎花 また藤袴
   朝貌の花

はぎのはな
おばな くずばな
なでしこのはな

おみなえし
また ふじばかま
あさがおのはな

※「朝貌」は「朝顔」のことですが、当時、日本に朝顔はなかったので「桔梗(ききょう)」のことだといわれています。

秋の七草の覚え方

「お好きな服は秋の七草」

お・す・き・な・ふ・く・は

お・・・おみなえし、
す・・・すすき、
き・・・ききょう、
な・・・なでしこ、
ふ・・・ふじばかま、
く・・・くず、
は・・・はぎ、

●女郎花(おみなえし)
「花の姿が女性を圧倒するほど美しい」と言われている花です。根に消炎作用があります。

●薄(すすき)
尾花おばなのこと
「すくすくと立つ木」という意味があります。根や茎に、利尿作用があります。

●桔梗(ききょう)
朝貌(あさがおのこと)
五角形で青紫色の美しい花を咲かせます。
根を煎じて飲むと咳やのどの痛みに効果があります。

●撫子(なでしこ)
「撫でたいほど可愛い子」に例えられる花です。煎じて飲むと、むくみや高血圧に効果があります。

●藤袴(ふじばかま)
花の形が袴を連想させることからこの名前がついたそうです。乾燥させたものを煎じて飲むと、糖尿病に効果があります。

●葛(くず)
上品な和菓子であるくず粉の原料になり、根は現代でも風邪薬で有名な葛根湯に用いられています。肩こりや神経痛にも効果があります。

●萩(はぎ)
葉を落として冬を越し、春には再び芽を出します。根が、咳止めや胃の痛み、下痢止めなどに効果があります。

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