« 涼がほしいころの着物 | トップページ | やまだや 恵那市明智町2016/5/27 »

2016年6月 1日 (水)

きん魚 2016/5/21

 日本料理  きん魚  一ヶ月前の4月2日にお邪魔したときは とても素晴らしい「桜の宴」であった。


さて、今回はどんな宴を用意していて下さるのだろう、楽しみだ。


今回はまだ明るいうちに着いたのでまず、隣の八幡様へお参りしてから伺った。


20160527_104504


 



 



20160527_104700

石畳の路地を玄関へ



今日も離れへ案内していただいた


20160527_104749

こじんまりとした中庭に蓮華躑躅が満開だ


配置の良いのなかなかいいお庭


20160527_104739 


お庭を見ていたいので、障子は開けたまま


眺めながら席に着く。


BGMはスローなジャズボーカル


 飲み物



きょうはメニュー以外ではどんなお酒がありますかと、お尋ねしたら、


今日は私のために特別なお酒を用意してありますと、嬉しいお話。


ではそれをいただく事にして、



まずはのどを潤す



 一口のビールをお願いした。




20160527_104807


20160527_104820 



カリフラワーのムース


20160527_104905


  綺麗



ふわっとして 少し甘め



さて、のどを潤した後の特別なお酒。


醸し人九平次 純米大吟醸 彼の地(かのち)2016 であった。





九平次は

純米大吟醸 雄町 精米歩合:50%


純米大吟醸 山田錦精米歩合:50% EAU DU DESIR


別誂 純米大吟醸 精米歩合:35% EAU DU DESIR


の三種類を持ってのんでいますが、どれもいい味わいのすばらしい酒です。


今日出して頂く「彼の地」は持っていないので、幸いでした。

使用品種/山田錦 精米歩合40%です。





20160527_105113


萬乗酒造によれば 「醸し人九平次 純米大吟醸 彼の地」は、
皆様を遥か彼方へお連れしたい。そんな思いを込めました。
瓶に記されている西暦は、お米の収穫された年を指します。そして私たちの手により、醸造というプロセスを経て純米大吟醸として生まれました。
それからさらに時をうつろい、今ようやくあなたの手元へ届こうとしています。
しかしこれで終わりではありません。この「彼の地」はさらなる時のうつろいの中で、理想的な熟成(AGING)を経る可能性を秘めています。
複数本お手元に置かれ、時の流れを感じつつ、AGINGを楽しまれるのも一興かと思います。」とありました。


その味わいは

 真桑瓜のようなさらっとした瓜の香り

西瓜と梨と林檎を加えたような旨味


いい酒だ。食前酒から、食中酒までのところで最高の組み合わせだろう。



おひたし



20160527_104924

ジュレの雲丹とスナップエンドウアスパラ ウド 小芋 海老など


20160527_104945


20160527_105007


お吸い物



20160527_105016


20160527_105032




あっ!   ツバメが飛んでいる


     季節ですね



 海老真薯 ハマグリのお吸い物です


真薯は塩味も付けた味付け 蛤は海の味


お汁は薄味と


うまくできた おすましだ。


美味しい。




これを更に良くしようと思ったら、


おすましを腕に入れ、おさしみ用の蛤をさっと湯通ししてまだ中が生の状態で出されるくらいかな。

そうすると汁の白濁もなく 澄んだきれいな汁となる。


ただ、そこまでは ちょっと贅沢すぎるかな。 


おかわりのお酒はまた

九平次 純米大吟醸 彼の地(かのち)をおねがいした


いい酒だ。


お造り

 



20160527_105042_2


20160527_105051


本鮪

恵比寿鯛

金魚草

ペリーラ(大葉の蕾)

鰹のたたき


飛騨牛と山菜の茶碗蒸し


うるい

こごみ

わらび



20160527_105127


20160527_105135

饅頭



20160527_105143  



中に豚の角煮



タコが上手に煮てある。



柔らかくて柔らかくて美味しさが溢れる。



20160527_105150




甘鯛の松かさ焼き


20160527_105158



20160527_105206


甘鯛は鯛と名が付いているが真鯛より水分が多い。その割に旨味はある。


普段の甘鯛よりやや水分が多い豊橋産




 この頃になるとおいしい九平次が、さすがに甘すぎるように感じ出す。


ここからは、秋鹿2000年古酒のようなキリッとした辛口古酒か、日本酒度+8以上で旨みがありながら酸度のたかい純米無濾過生原酒が欲しいところだ。



脂カジキの塩麹漬けの焼き物と

   アスパラガスのチーズ巻 



20160527_105223



カジキは私は普段はまったく食べない魚だ。


なぜなら旨味が弱すぎてどうでもよい味なので、食べない。 食べられる方も私のような者に食べられるのもかわいそうだとおもうから。



閑話休題


 味わいの無い魚は味付けには特に向いている、味がないのだから、味付けだけで美味しくなる。


 



じゃこご飯のお茶漬け




20160527_105232

レンゲがきん魚に見える

      よい設定だ。


やや固めに炊きキュっとまとめて作っておいた じゃこご飯だろう。


これはこれでどのお客も満足して美味しいでしょう。


 でも私は臍曲がり

    口だけが五月蝿い。



懐石料理の締めのご飯は、


   出来たら

「ああ 日本人でよかった」と思えるような

お米の美味しさがわかるお茶漬けでいて欲しい。


 それなら じゃこご飯の場合ははどう作る?


    たいへん難しい問題だ。



こんな事を考えている内にお茶漬けが冷めてしまう。


デザート


20160527_105241


ロングノーズの器に

抹茶のアイスと豆乳プリン

カットフルーツ



見た目スッと長く とても格好よい。



細く深い器にスプーンを入れて掻き出していると

なぜかイソップ物語のツルと狐の話を思い出した。


意地悪狐ではあるが、鶴にご馳走されたときの狐の気持ちがわかる。




ごちそうさま。


ゆったりとお庭を眺めながら、好きな妄想も楽しみながらいただきました。



 贅沢な環境。



今回は金箔などでへんに格好つけすぎず、味のメリハリもあり、先回より上品な景色。



お酒の選定についても



私は『料理の時にお酒を合わせる場合、料理もお酒もどちらかが主張しすぎては楽しくありません。料理とお酒がマリアージュし、相乗効果で美味しさが増すものであることが一番」と考えており、その料理のレベルに合ったお酒でなければ生りませんが、今日の高いレベルのお料理と雰囲気に合わせて頂いた「醸し人九平次 純米大吟醸 彼の地」は最適でした。






よく選ばれたと思います。



 





更に。欲を言えば切りがないが、



後半のお造り以降、焼き物など濃い味わいになっていくとき



料理の濃厚な旨みに負けない日本酒を2種類ぐらい用意してあれば鬼に金棒か。








きん魚 あなどれない いい店だ。



これからももっと食材 味付け 調度 酒 など更に磨きがかかっていくだろう。





さて、次はどんな趣向でたのしませて頂けるであろうか





再訪するのがとても楽しみだ。





美味しかった。



ごちそうさま。




…………………………………………



先回お邪魔したときの記事は


http://foo-d.cocolog-nifty.com/blog/2016/04/201642-534f.html




…………………………………………



日本料理 きん魚


所在地


509-6361 岐阜県瑞浪市陶町猿爪140-5


TEL


0572-65-2540


営業時間


11:30-14:00 / 17:30-21:30      定休日 水曜日

|

« 涼がほしいころの着物 | トップページ | やまだや 恵那市明智町2016/5/27 »

」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: きん魚 2016/5/21:

« 涼がほしいころの着物 | トップページ | やまだや 恵那市明智町2016/5/27 »