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2015年5月15日 (金)

中国を舐めてはいけない

全く同感だと思うので全文 掲載しました。

田村 こうたろう氏 フェイスブック   投稿より。

 保守を名乗る人ほど中国を舐めていると思う。本当に国士なら、「最大の脅威のワーストケースシナリオを祈るばかりでいいのか」といいたい。「最大の脅威のさらなる成功を前提に自らのさらなる現実的努力を積み重ねるべき」ではないかと思う。日本には「三国志等、古代中国にあこがれを抱き」つつ「現代中国に軽蔑と嫌悪を念を持っている」という、中国と複雑な向き合い方をしている人が多いのではないか?


中国は課題も多いが、あらゆるものがものすごいスピードで進化している。世界最大の格付け会社のアジアのヘッドでCNBCやブームバーグの常連コメンテーターである知人がいっていた。「私は中国の製造業を舐めていた。顧客からの依頼で中国の製鉄業をリサーチした。驚いたことに中国では世界最先端の素材が生まれつつあり、日本を素材で追い上げる韓国をすでに凌駕する品質の素材を造り始めていることだ」と。

アメリカ最大の食品会社のCEOが言っていた。「中国の食品は危険で粗悪な者ばかりだと思っていた。中国最大手の同業者の最新工場を見せてもらった。正直弊社より技術から管理まで進んでいた。愕然とした」と。

オーストラリアの老舗ワイナリーのオーナーがいっていた。「日本のバブルの時の日本人の買い方も凄いと持った。100本、1000本と在庫が無くなるまで買い漁っていた。しかし、今の中国人はスケールが違う。毎日のように真顔でワイナリーごと全部買いたいと何人もがいってくる。しかも、関連会社があるなら全て込みでと。」と。

私が議員時代に人民大会堂を訪れたことがあるが、その空間の使い方に違和感を持った。日本の国会議事堂はそれなりのスケールで無駄がなくデザインも悪くない。あれでも走り回ると結構な距離があり、運動になる。しかし、人民大会堂はとんでもない。ああいう空間で発想しているからこそ、とんでもないスケールで物事をとらえられるのかもしれない。

シンガポールを含め中華系の成功者の自宅はとんでもないスケールである。シンガポールは小さな国だが、成功者が住んでいる家は、アメリカの成功者が住む家に匹敵するスケールだ。それがインドネシアやフィリピン、中華系ではないがインドの成功者の家となるさらにスケールがとんでもなくなる。

中国経済はやがて崩壊するとか、AIIBは失敗するとか、根拠なく「中国の失敗」を前提に日本は大丈夫と言い続ける識者が日本にはいる。もし崩壊せずにペースは落ちても安定的に成長していけばどうなるのか?AIIBも世界から学び人材を集めADBより巨大で役に立つものになったらどうするのか?それらは絶対起きないといえるのか?

私は、シナリオは確かにいろいろ描けるが、中国経済は崩壊しないし、AIIBも世界から学んで結構まとなものを急速に作っていくというシナリオも十分あり得ると思う。欧米人の方が中国を冷静に徹敵的に研究し、中国を舐めてはいけないと思い続け、言い続けて、行動に移しているとシンガポールにいて感じる。

中国人の方がずっと多様性をうまく活用する歴史を持っている点や、人民大会堂のように、日本人なら「無駄に壮大なスケール」と思ってしまうような空間の使い方や発想ができる点や、競争させてリーダーシップを常に鍛え厳しく選抜している点や、中華思想といわれるように「最初から世界を前提に物事を組み立てる癖を持っている」点から、、けっこうグローバル時代をアメリカと並んで上手に活用していくような気がする。

日本はもちろん、世界で、マナーの悪い中国人というイメージが浸透しているが、日本最大級の旅行会社の幹部にいわせると「30~40年前の日本人の方がマナーはひどかった。豊かになれば、経験をつめば、マナーは身についてくる」という。実際、次世代で台頭しつつある起業家や国際機関やグローバル企業で活躍する中国人の友人たちは、とてもマナーが良く、哲学から歴史、文学まで日本のエリートよりずっと世界から評価されるくらいの知識やセンスで話ができる。

本当に日本の未来を想うなら、中国を過剰に敵視したり、「どうせ彼らはは失敗する」との希望的観測を前提にして、自らの努力の手を緩めたりせず、うまく彼らの力をつかい、先人が行ってきたように、学ぶべきところは学び、自らの努力を怠らないことであると思う。

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