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2014年2月 7日 (金)

小左衞門とフレンチをたのしむ  メゾン・ド・ジャルダン …2

こういう会の場合、食べながら飲みながら様々なお話をしながら進行していき、その合間合間

に写真とメモをとっていくが、話が盛り上がったり、途中で酔いも回り いつもどこかで写真やメモを忘れたり、飛んでしまうのが 常である。

さて今回は、まともなな写真は撮れるのか、また、どこまで書けるものやら。

こういうときは自分が2名おれば良いのになどと思ってしまう。

書くことがメインではなく美味しいものを頂くのがメインだからまあ仕方がないが。

 今日はどこまで大丈夫?

さて、いよいよ開宴

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メゾン・ド・ジャルダンの宇佐見マネージャー、中仙道 大鋸 登林氏の挨拶、中島醸造 岩井氏の挨拶と小左衞門の酒の説明があり、

会は始まった。

 

   テーブルには沢山のグラスが用意されてお酒の入るのを待っている。

グラスの足にはそれぞれ色の違う丸いマーカーが付けてあった。

そのマーカーとメニューの小左衞門の酒類をあわせるのだ。

メニューには料理四種類とデセール 日本酒も四種類と梅酒・柚子酒・貴醸酒が載っている

 

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アペリティフ(食前酒)

メニューには載っていない 

真っ白な飲み物がカクテルグラスで出された

喉が渇いておりおいしそうなのでグッと半分ぐらい飲んでしまった((∋_∈)

この為写真ではグラスが半分以上減っている。

 

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 この白いアペリティフは美山錦 特別純米の濁りとのこと。

本日のために岩井氏が特別に用意されたもので、非売品という。

お米がまだ残りツブツブもある。

やや甘酒に近い感じだが

しかし、その味はもっと幅があり柔な甘い旨味

きれいな旨味だ

  その香りは馥郁として爽やか

  喉の渇きを優しい甘さで癒してくれる。

アペリティフには最高と言って良いくらいいい味。

 お代わりがしたいと思ったが、まだ始まったばかり 我慢。

とても満足してグラスを開けた頃、別のお酒が注がれた。

小左衛門 純米大吟醸 赤磐雄町

成分を岩井氏に教えて頂いた。

    原料米 赤磐雄町 精米歩合 47%

    日本酒度 +9 酸度 1.5

     アルコール度 15.5度

 

  まず 香りを利き 口に含む。

香りは強くないが、やや華やかさのある吟醸香

味の深さはそれほどでもないがとても綺麗で澄んだ仄かな甘さ 上品で優しい味わい。

今、世界中で話題となりブームとなっている味だ。

 単独で飲んだり、食前酒として用いるのに向いている。いい感じである。

  今迄知らなかったが、中島醸造はこういうきれいなお酒も造っているんだと驚きと共に再認識。

 

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話はちょっと横道へ反れるが、

小左衞門には山廃本醸造生原酒 23BY という怪物の酒があった(過去形)。

 日本酒度-10  酸度3.4 アルコール度数 19.5%  アルコール度数も特に高く、濃厚、芳醇すぎて日本中探してもおそらくこれほど濃い酒はないだろうと思わせる強烈な味である。

杏や干しバナナなどトロピカルな味が芳醇な米の旨味に溶け込んでいるその強烈な味は焼き魚・煮魚はもとより肉料理にも負けないくらい強い。ただ、上品さでは無く庶民的な感じ。このため、肉でもフィレステーキやサーロインステーキなどよりも、焼き肉。プルコギやホルモンなどに向いている。カレーライスにも負けないくらい強い。

 その凄さに驚いてしまい、どうしても手に入れたくて、中島醸造にも尋ね、電話やネットで日本中の酒屋を探し回り、ようやく1800ml 1本 720ml  2本 手に入ったが、それ以上は何処を探しても存在しない幻の酒となってしまった。

 24BYも味は似ているが24BYは米も違い日本酒度-4酸度3.1 アルコール度数 19%と少し違う。23BYの強烈さにはまったく及ばない。

 24BYと同じくらいの酒なら探せば他の醸造所にもあるかもしれないが、23BYほどの強烈な酒は他に無い。

ぜひ、もう一度これほど凄い酒を醸して欲しいと切望する。

 

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(純米大吟醸 赤磐雄町はとても上品できれいでよかったので、後日 購入して試飲してみました。

 しかし、その味は先回飲んだものと較べると別の酒のようだった。まだ堅く、香りも味もまだ弱い。 この会で頂いたものはとても素晴らしい味わいだったが、あれも特注のものか。)

 

さて、話は戻り、

この純米大吟醸 赤磐雄町とほぼ同時に最初の料理がだされた。

 

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本ハギのカルパッチョ

ハギの肝のソース

とカキのタルタルソース

 

 上品で優しい味わいの純米大吟醸 赤磐雄町は 単独で飲んだり、食前酒として用いるのに向いていると思ったが、ほぼ同時に料理が出されたということはこの料理に合わせるように出されたものだろう。

 

本ハギのカルパッチョ

円形に並べたカワハギの刺身の上にややピンクがかったハギの肝ソース。

 

カワハギは一年中食される淡泊な白身魚だが、冬のこの時期のカワハギは身も太り脂も乗ってきていいかげんな河豚など足下にも及ばないほど旨い、そしてその胆も冬になると膨らみ脂が乗りとても美味で珍重される旨さである。 この両方の掛け合わせだから、不味いはずは無い。

 

さて本日の料理

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 一般的な前菜というほど軽い料理では無い。 胆ソースがマッタリとしっかりとした濃厚な旨味を出していてとても旨い。見た目もきれいだ。

カワハギの刺身とその胆のソースのバランスがとてもよい  美味しい。

  純米大吟醸 赤磐雄町と合わせてみた、仲々良いが、

純米大吟醸 赤磐雄町のとても綺麗で柔な味わいはカワハギの刺身にはとても良く合うと思うが、ハギの胆ソースを付けて食べるとハギの肝ソースの濃厚さにやや押され気味。

この酒は酸度 1.6だが、この料理に合わせるには( 酸度だけではいちがいにいえないのだが、)もう少し酸が効いて2.0以上の方が合うと思う。

  酸が肝ソースの濃厚さをうまくカバーし、魚類特有の生臭さを消して余韻を綺麗にするだろう。

   (日本酒の場合柑橘系の酸が出るから余計良い)

カキのタルタルソース

皿の縁の黒いレンゲに入っている。

 

タルタルソースと表現されているが、あまりタルタルソースの感じはしない。 タルタルソースが少ないのは

牡蠣の濃厚だがすっきり系の味を活かすためにそうされたのだろう。

本ハギのカルパッチョよりもあっさり系でこちらの方が純米大吟醸 赤磐雄町にはあうが、

こちらもお酒自体にもう少し酸が効いている方がよいと思う。

 

料理もお酒もどちらも美味しい

ただ、純米大吟醸 赤磐雄町をもっと活かすには、この料理よりももう少し淡泊なカルパッチョや 刺身、その他やさしい料理を合わせるか、単独の方がもっと活かせるように感じた。

 

次ぎに出されたのは

小左衞門 特別純米 信濃美山錦

香りはおだやかだが、やや酸味もきき、旨味もあり酸と旨味のバランスの良い味わいの酒だ。これは食中酒に良い。

中島醸造 岩井氏にこれの日本酒度と酸度を尋ねたら、一度ボトルの場所に戻られ確認して戻ってこられた。

 一般的に醸造所の生産している酒の種類は多くても30種類以下で、営業の方ならそれくらいの種類の味わいや、日本酒度・酸度・アミノ酸度などの商品内容および、どのように変化していくかの予想くらいは空で覚えておられるだろうから、

わざわざ確認されたと言うことは、今日は普段の営業とは別な会なので緊張されたのかな。念には念を入れられたのだろう。

 お返事では 日本酒度+7酸度1.7だといわれた。

それをメニューにボールペンで記入しながら、「いや、違う」と思った。

 日本酒度+7酸度1.7だとこういう味にならない。

  この酒の場合旨味もあり酸も効いているので 日本酒度はもっと低く、酸度はもう少し上だと思ったので、再度岩井氏に確認した。

 またボトルの場所に戻り確認され、再度 日本酒度+7酸度1.7で55%精米で24BYだといわれた。

 そう聞いて半信半疑 また一口飲んでみる。やはり私の舌は納得しなかった。 まだ酔っ払うには早いし、私は酔っても味は分かる方だが。

 また、違うと思うが、と再度尋ねたが、三度目も同じ答え。 

又飲んでみる、三度聞いても私の舌は違うという。

 これはおそらく三度とも他の酒のビンを見間違えして、答えられたのだろうと思った。 

これ以上聞いてもしょうがない、まあ美味しければそれでいいや。

 この特別純米 信濃美山錦を最初の料理ハギのカルパッチョにあわせてみた。

この酒は酸度もあり、旨味もほどほどあるので、やや濃厚なカルパッチョに結構いい感じでよく合った。

きちんと尋ねれば良かったが、

もしかすると純米大吟醸 赤磐雄町は本ハギのカルパッチョ ハギの肝のソースとほぼ同時に来たので、私の思い違いで合わせて飲むものだと思ってしまったが、実際はアペリティフとして出されたのかもしれない。

そして、小左衞門特別純米 信濃美山錦にあわせるように考えられていたのではないかとも思う。

しかし、料理は四品 酒も四種

 

つづく

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