« 遠山郷 丸西屋(長野県飯田市 遠山郷 2013/3/9 | トップページ | 倉吉弁による昔話 長谷寺の暴れ馬 2 »

2013年4月24日 (水)

倉吉弁による昔話 長谷寺の暴れ馬 1

ばあちゃんが話をはじめました。

 

廊下の軒にぶら下がっとる干し餅が乾いて割れさーなってかいな。さーなこたー心配せーでもえーけ。

ならなー、まあ、ちいと食びょうかいなー。

(ばあちゃんは父の実家、広瀬町の伊藤病院の父の兄の奥さんで、創ちゃんが小さい時まだ口が回らないので ばあちゃんと呼んだので皆がそう呼ぶようになりました。
 廊下の軒にぶら下がっている、干し餅が乾いて割れそうになっているのですか そういうことは心配せんでもよいから。
そういうなら、まあ、ちょっと食べようかな)
割れさーなげなのを取ってきないな。自分で焼くだーで!
えーのがあったかえ。火鉢の火にもーちいと、灰を掛けとかかいなー。五徳に餅網をのせたーで!
はい、焼きないよ。
 
(割れそうなのを取ってきてくださいな。自分で焼くんですよ!
いいのがありましたか.火鉢の火にも少し、(火力を弱めるために)灰を掛けておきましょうか。五徳に餅網を乗せましたよ!
はやく、焼きなさいね)
 
よー焼かんだかえ。焦げちゅうかー。
なら、焼いたぎょうかいなー。
 
(うまく焼けないか、焦げてしまうかね。
それなら、焼いて上げましょうか。)
 
昔話もせーってかいな。
干し餅焼くのに忙しいだけどなー。
 
(昔話もしろっていのですか。
干し餅焼くのにいそがしいんだけどなー。)
家のすぐ裏に川があるが。そのむこうに道路があってスーパーマーケットがあっだら!
前は道路も明倫小学校だったところでなぁ。あんたのおとおちゃんもおかあちゃんも行った学校だあが!
 
(鍛冶町の自宅のすぐ裏に川があるでしょう。その向こうに道路があってスーパーマーケットがあるでしょう!
以前は道路も明倫小学校だったところで。あなたのおとうさんもおかあさんも通った学校です!)
 
明倫の向こうが打吹山だけなー。
隣が旦那寺の満正寺だけなー。
昔は田んぼだっただだって。
近所の戸島さんと小川さんが土地を寄付しなって、小学校ができただって。戸島さんの家は破産しちゃって、いまはおんならん。
 
寄付したってかいた石碑でもあったかもしれんけどなー。あっても土地をスーパーにうっちゃったら、だれが寄付したかも分からんやーになっちゃっただらーなー。
 
餅が段々大きゅうなってきただら?
伸ばして返して、また伸ばして返して。
せわしないだら?
 
(餅が段々大きくなってきたでしょう?
伸ばして返して、また伸ばして返して。
いそがしいでしょ?)
 
続く

|

« 遠山郷 丸西屋(長野県飯田市 遠山郷 2013/3/9 | トップページ | 倉吉弁による昔話 長谷寺の暴れ馬 2 »

倉吉の圭ちゃん」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 倉吉弁による昔話 長谷寺の暴れ馬 1:

« 遠山郷 丸西屋(長野県飯田市 遠山郷 2013/3/9 | トップページ | 倉吉弁による昔話 長谷寺の暴れ馬 2 »