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2011年11月 3日 (木)

津山 3 小さな美術館 M&Y記念館

津山城をでて向かったのは
棟方志功&柳井道弘記念館(M&Y記念館)です

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柳井道弘氏は津山市鏡野町上斎原出身の詩人

柳井道弘氏と棟方志功を結びつけたのは倉吉でした

津山からは中国山地を越えて日本海側に下っていくと倉吉へ行くことができます。

今の国道179号線です(津山-院庄-奥津温泉-下齋原-上斎原-人形峠-三朝温泉-倉吉 約60Km)

 私も今回はこのルートで倉吉へ帰りました。

志功と柳井道広氏の出会いはちょっとした偶然な出来事から

あるとき、柳井道広氏は棟方の講演があることを聞いて倉吉へ出かけました。

それまでは知り合いでもなかったのに
会場に偶然棟方と同時に着いて、入ったので
倉吉の人が知り合いだと間違えて席を隣同士にしました。
隣同士になったおかげで知り合いになったということだそうです

それが縁で親交が深くなった棟方志功は何度も柳井道弘氏の所へ訪問し
津山を愛するようになりました。

津山は 私も初めて訪問する街ですが、なんかとてもいいかんじ、静かで清らか

倉吉もやはり静かで清らかな街

志功は津山で美しい女性にも恋をしています

妻のある志功ですが、

プラトニックなとても焦がれた恋です。

何度か津山を訪れる志功

津山には志功の作品が多く残されることになりました

M&Y記念館は棟方志功と津山を結びつけてくれた柳井道弘氏を記念して作られたそうです。


柳井道弘氏は私の父 吉田たすくの友人で まだ私が小さな頃何度か倉吉市の自宅に来られたこともあります。
父は倉吉で手染め手織りをしていました。

奥様の柳井愛子さんも時々いらっしゃいましたが
お子様の知和岐氏と一緒に来られた時
海水浴へ一緒に行ったこともあります。

倉吉は海まで近いので私は海水浴へはよく行っていましたが
津山は中国山地の中にあり、海は珍しいだろうとお連れしたのだと思います。

そんなその柳井氏と志功の美術館が津山市にあるということを最近知り、寄り道をすることにしたのです。

ここでは棟方志功の代表作「釈迦十大弟子を全て見ることが出来ます。


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十大弟子を、まるで自分のもののようにゆったりと拝見できます。

十大弟子以外のその他の作品はどれも私好みのものが多くとてもよかった。

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特にこの「円窓の五妃」は本当に気に入りました
志功の中でも一番の美人揃いといえるでしょう。(勝手に写真を撮ってすみません)
尚 この一番上のものがお城近くの志功のレリーフに使われているものです。

 志功には女神や女性作品がとても多くあり、
初期から成熟期のものの方が
素直なうつくしさがあり、とても好きです。
そこには素直な美しさ、女として良さが表現されていてきれい……

 晩期の女神や女性作品は色にも表情にもアクが出ているというか、
性(さが)というか媚びるというか
嫌みが出ているというか
彫りたいというおもいより何か別の感情が入っているようで

何か嫌らしさを感じてしまい好きになれません。


しかし、
M&Y記念館にはこのような晩期のものが感じられなく、
素晴らしい作品が多く良い気持ちで拝見させていただきました。

小さな美術館ですが、本当に我が物のように静かにゆっくりと拝見させて頂きました。

少し疲れた方、  少しブルーな方
M&Y記念館行ってみてください、落ち着いた自分に戻ると思います。

M&Y記念館の詳細は
津山瓦版 棟方志功と柳井道弘記念館
http://www.e-tsuyama.com/kankou/check/munakata/index.html

所在地:
〒708-0814 岡山県津山市東一宮13-8
TEL/FAX:0868-27-3239
★開館時間:
10:00~17:00
(入館受付は16:30まで)
★休館日:毎週木曜日
(祝日・振替休日の場合は翌日が休館)、年末年始(12/28~1/4)
★入館料:一般500円(400円)、大学・専門学校生300円(200円)、高校生以下は無料

柳井道弘氏略歴 (津山瓦版より)
柳井道弘(三千比呂)は大正11(1922)年に苫田郡(現鏡野町)上斎原に生まれ、岡山一中を卒業後萩原朔太郎に師事するため明治大学に入学した。
後に朔太郎の縁もあり日本浪漫派の大家である保田與重郎の弟子となり、
大学生の時から見知ってもらっていた棟方志功とは、與重郎を介していよいよ深く長く実の息子のように行動を共にした。
 その後「花鎮頌」をはじめ詩集・小説・随筆等数々の作品を残している。

M&Y記念館はグリーンヒルズ津山 リージョンセンターの北側にあり、
私はグリーンヒルズ津山に車を置き歩いて行きました。

小さな小さな美術館ですが柳井道弘や奥様の愛子さんと志功の文などもあり、静かに棟方志功を楽しむことができます。

 (吉田たすくについてはウィキペディアで検索してみてください。)

(4へ 続く)

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