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2011年7月 3日 (日)

倉吉の圭ちゃん42  戦艦 艦虎3

「れぇちゃんがおんならん」(れいちゃんがおられない)

「れぇちゃんがおんならんにぃ」

「れぇちゃんしらんかぁ」

「れぇちゃんだで」

姿が見えないのでパニックなのだ

僕の戦艦はどうなっちゃうのか
心配で心配でたまらない

「お父ちゃん れぇちゃんだで」

父はしょうがない顔をして

「風呂場で木ぃ切りょうがないや」(木を切っているのではないか)
「鋸の音がしよっだらいや」   (鋸の音がしているだろう)


耳をすませると確かに聞こえる

走って見に行くと
風呂のたき場の所で
れぇちゃんが角材を切っていた


  子供の頃
  風呂は五右衛門風呂
  (浴槽は丸くはないが四角で下の部分が鉄で上側がタイルになっていた)

   風呂場の外が土間になっていて
  風呂の焚き口があった
  その土間は父の作業部屋 兼 物置だった

れぇちゃんはそこにあった角材に
定規で線を引き鋸で切っていた

「それ なにい」
と聞くと
れぇちゃんは
「戦艦作っとるだあが」
「こっちが前になるだけ」と教えてくれた

『おお?』

『僕の戦艦だ』

『僕の戦艦ができよる』

『スッゴいのができる』

妄想モード爆裂なのだ

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