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2011年5月22日 (日)

倉吉の圭ちゃん34 家の記憶1

裏の庭はかなり広かった

昔の五右衛門風呂の裏に
ごぶの木(グミの木)と
無花果の木があった

6月頃になると
ゴブの実がなる

真っ赤で
とっても美味しそうなのに
食べるといつも酸っぱかった

無花果は
秋になると実を付けたが
たいてい鳥に食べられているか
蟻がたかっていた

中村のおばちゃんが
良さそうなのを取ってきては
僕にくれた


小嬢ちゃん(こじょちゃん)や嬢小ちゃん(じょこちゃん)が言うには
白い実を付ける無花果があって
それはそれは美味しかったらしいが

僕が子供の頃はすでに無かった


庭の途中に
庭を真横に区切るように
土手のように土が盛り上がったところがあって

そこには桃の木や
南天などが植わっていた

地面にはフキや茗荷や紫蘇やつくしんぼが
四季折々に生えた


そこを過ぎると大きな柿の木があり
畑になっていた


秋には桃や柿がなって
むかごも沢山とれた


僕はむかごの炊き込み御飯が大好きだった


桃は毎年実がなるが
まともに食べられた事がない

まだ木がそんなに大きくない事もあり
なっている実の数が少なかったし

実がなると熟すまで待っているのに
熟す寸前で鳥に食べられてしまう

だから
めったに食べられなかった

柿はさすがに沢山の実を付けるので
美味しくいただけた


小嬢ちゃんや嬢小ちゃんが言うには
美味しい冬柿があったらしいが
僕の子供の頃には無かった

大きな柿の木は
大きな実を付けるが
しぶ柿だった


なので
干し柿にして食べるか
熟し柿にして食べる


子供の僕には
柿の実を取る事ができないので

誰か大人か兄が取るのを手伝った

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