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2011年4月 8日 (金)

倉吉の圭ちゃん19

父は中学の美術教員で昼は学校に行っており、帰ってからはいつも機織りをしています。
普段は寡黙なのですが、話術がたくみで、おもしろいので

「先生はおんなるかいなあ」

「たすくさんはおんなんすかいなあ」

と織物や芸術の話をする人、楽しい話をする人、用もないのに来る人、倉吉に帰省して顔を出す人や卒業生など来客が毎日のようにありました。

 だから毎晩食事を作るときは「今日は何人かいなあ」と人数を数えて作ったりして、毎晩の食事の量は家族分+αです。

食事はいつも台所(食堂)です。
台所(食堂)は四畳半くらいで真ん中に丸い穴の空いた丸い卓袱台があります。
横に三畳くらいの土間のキッチンが付いています。

キッチンへは玄関を上がってからと横の土間の通用路との二カ所から直接土足で入ってくることが出来るようになっていましたから、よく知っている人は玄関から上がらないで直接こちらから入って来る人もありました。

 6人では窮屈な卓袱台ですが、来客が多いときは廊下に座ったり土間に立ったままでした。

父は毎晩晩酌をしますのでお客さんも一緒に飲みながらのたのしい時間です。

つまみが足りなくなるとお母ちゃんや子供、上手なお客さんが何か作ります。

興が乗ってくるとマンドリンを弾きながら歌を歌ったり、お客さんも一緒に皆で合唱をしたりしました。

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