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2011年4月 6日 (水)

倉吉の圭ちゃん17 いつも 不思議だった

ある日
食堂の土間に
大きな金だらいがあり
その中に
金だらいを一周するくらいの大きなナマズがいた

そいつは口を開けたり閉めたりして
まるで息をしているようだった


たまにバシャバシャっと跳ねたりもしたが
大抵は静かにしていた

だいたい1日か2日でいなくなった

中村のおばちゃんに
「ナマズどこいったぁ」
と聞くと

食堂の外に出られる勝手口を指差して
「そっから帰っただらぁで」

と 教えてくれた

また ある日は 金だらいに穴子かうなぎがいた

ヌルヌルとしていて
こいつも口を開けて息をしているみたいだった
黒い顔の口からは白い歯がみえて
噛まれそうで怖かった

こいつも1日か2日でいなくなった

忘れた頃にまたナマズが来て
また1日か2日でいなくなった

いなくなるたびに
くねくねと体をよじりながら
勝手口から出て
勝手口から表通りにつながる路地か
その横にある幅10cm位の溝をはって行くのか
(かなり大変そう)

家の前の水路(側溝?小川?)に入れば泳げるが

そこから
川に出て
泳いで行く ナマズやうなぎを想像した

でも 何しに来るんだろう
いつも
不思議だった

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