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2011年3月 7日 (月)

倉吉の圭ちゃん2 創ちゃんの爪 1

倉吉の昔の家は
玄関の上がりがまちを上がると

ガラス張りの引き戸がある

その引き戸の下の部分と格子は木製で
ガラス部分はすりガラスだったか
もしくは内側に和紙が貼ってあった

その和紙が貼ってあったかすりガラスだったかの
1番下の所に落書きが有る

たぶん公ちゃんか
れいちゃんのだと思う

ロケットと光線銃を打っている人の絵だ

僕もそこに落書きした事がある

ロケットが書いてみたくてボールペンで書こうとしたが
まだ子供で力の加減が分からず
力いっぱい押し付けているので
引っかかったようにペン先が動かない


その時



引っかかっていたペン先が取れて
キュルンと綺麗な楕円が書けた

またその楕円が綺麗で
自分が書いた事に驚き
もう一度書いてみたが今度はまったく書けなかった

まだ子供で
力の加減が出来ないから
ぎゅっぎゅっと直線でガタガタと書くしかできなかった
丸が書きたくて
その後 何度も練習した

結局思いどおりの楕円は今も書けない


ガラス張りの引き戸を開けると
2間続きの6畳が居間として使われていた

玄関側の6畳を入った左上に神棚があり
その下にミロの大きな裸婦が貼ってあった

冬には玄関側の6畳に
石油ストーブとコタツがあり
並びの6畳にテレビがあった

テレビは細い4本足が付いていたか
4本足の台に乗っていて

アンテナは上に付いていたか
乗せてあったかした

そのテレビの時は玄関側の6畳にあったかもしれないが…


その内家具調の左右にスピーカーが付いた物に変わった

もちろんステレオでもカラーでも無い

このテレビになってからは間違いなく並びの6畳にテレビはあった

テレビはみんなで見たが
たまにチャンネル争いがあり
たいてい僕は負けた
が それでもテレビは見たくて
我慢してテレビを見続けた


玄関側の6畳にはレコードプレーヤーもあった

細い4つ足の大きなスピーカーボックスの上にターンテーブルがあり
蓋が出来るようになっていた

33回転と45回転と77回転のダイヤル式(回転式切り替え)スイッチがあり
当然ベルトドライブでアームはプラスチック製だった

確か 針が2つか3つ搭載されていて
アームの先の出っ張りで針を選ぶ事ができた

もちろんアナログだった

とは言え
その頃 自分のレコードも持って無かったし
聞きたいレコードも無かった

せいぜい聞くのは
みんなで聞く サウンド オヴ ミュージックくらいだったと思う

創ちゃんやれいちゃんが
東京から帰って来ると
夕食が終わると
みんなでそこで過ごした

続く

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