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2010年3月11日 (木)

蕎麦会席にお酒をともに 2

 具体的にお酒をあわせていきますから、先日の料理の写真を見ながら想いをめぐらせてください

お酒と共に頂く 早春の蕎麦会席

 まず、アペリティフとして

 喉が渇いている場合はビール 恵比寿か、甘味も苦味もバランスよく十分ありそれでいて爽やかな博石館ビールのペールエールもよいでしょう。
 ただし、先付けは味が繊細ですからペールエールでも口の中にビールの味が残っていますから、飲んだあとは水を一口飲んでから食べてください。

 日本酒はやはり最初の一口は甘い香りで鼻をくすぐられる香りの酒、蓬莱泉の空が、一番です。香りと、とても柔らかな酸もこれからの食事へ誘います。
その余韻の後で先付けをどうぞ

一、 先付 はつ春のたより   紅 白 緑

   紅梅人参はそれ自体の甘さを楽しむためにそのままお召し上がりください。

   初雪百合根の柔らかい苦味には 風の森 山田錦純米吟醸 しぼり華をどうぞ。香りは弱いが味わいは穏やかでやわらかいさわやかな旨みです。
    すっきりとした中に柔らかな旨さも含んでいる辛口の越のかぎろひ 萬寿もよいでしょう。

   分葱の奉書巻 柚子味噌添えには、風の森か、酢味噌がやや濃い味ですので不老泉 山廃純米吟醸で味わってもよいでしょう。

ニ、 香の物 蕎麦味噌

   胡桃やカシューナッツ、乾し葡萄などが入りミックスされた濃厚な味のこの蕎麦味噌煮には、不老泉 山廃純米吟醸 悦外陣 赤磐雄町など、
   また、3年間しっかり熟成させまったりとした濃厚古酒の不老泉 三年熟成原酒もよく合います。いろいろなお酒が楽しめます。

   赤ワインにも合います。特に今回用意しているワインはどちらもタンニンの渋みが少なく酸もそれほど強くないから。

三、 煮物 超粗挽き 蕎麦がき 

   塩を付けて 悦外陣 赤磐雄町をあわせると旨い。何杯でもいけそうないい塩梅です。

四、 揚物 蕎麦しんじょう 寿ぎの南天葉添え

   不老泉 山廃純米吟醸 中汲みで、厚みがありながら柔らかな甘さが、油で揚げたしんじょうの美味しさをさらにアップします。

五、 春の変わり蕎麦 三種

   春のイメージの蕎麦には穏やかな旨味の 風の森 山田錦純米吟醸 しぼり華 で合わせます。

六、 蒸物 蕎麦の実のイタリアン・プチ・ロールキャベツ
   イタリアンの濃厚な味には赤ワインでも良いですが、これだと当たり前すぎてつまらない。
   白ワインのように熟成した強い酸味で 秋鹿 純米吟醸 超辛口 がよいでしょう。酸で口の中がすっきりします。
   または、3年間しっかり熟成させまったりとした濃厚古酒の不老泉 三年熟成原酒がよいでしょう。

七、 揚物 山椿と蕗の薹のキンプラ

   山椿のかすかなえぐみには越のかぎろひ 万壽でさらっとあわせ、
   天然物の蕗の薹の強い苦味にはそれに負けない悦外陣の赤磐雄町

八、 強肴 熟成 手挽き粗挽き蕎麦

   最後の〆粗挽きには蕎麦の旨味を充分に生かす越のかぎろひ 萬寿がよいでしょう。

   水物のデザートと フルーツは甘いのでそのまま食べても良いのですが、紹興酒とラム酒を合わせたような濃厚古酒の不老泉 三年熟成原酒を合わせてもおもしろいでしょう。


  こんな感じで日本酒を実際に合わせて食べていただきますと、料理の味を大切にしながら日本酒の良さを楽しめ、料理の味も更に美味しくなります。
   
    世界の様々なアルコール飲料でこのように料理に合わせ料理の味を増幅させるものは何よりも日本酒が一番だということがお分かりになるでしょう。

    しかし、これではお酒の弱い方には少し飲みすぎになってしまうかもしれません。 
その時はお客様の酒量に合わせバランスよく調節しましょう。

焼酎は飲みやすくさっぱりとしていますが 旨味は少なく特に料理を美味しくするという効果は弱いので触れていません。

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