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2008年12月 1日 (月)

美味しいものと美しい景色を求めて⑶美味しさを求めて浜坂漁港

餘部鉄橋の下をくぐり更に海岸線を倉吉へ向かって走ると浜坂へ着く。ここはこの辺りでは随一の漁港である。
 久しぶりの故郷へ帰る手みやげ(実は私が一番食べたいのだが)を求め漁港近くの海産市場へ。実は行く前から一番の本命が決めてあった。それと刺身に旨そうなものの二品を購入し、更に旨い酒も購入し最高の晩をと目論んでいる。 

     (ああよだれが出そうだ)

 市場では水揚げされたばかりの日本海の幸をみてまわる。
烏賊も蟹も海老もまだ生きて動いている。どの魚も新鮮過ぎるものばかり。名古屋や岐阜ではお目にかかれない新鮮な日本海の宝物ばかりである。

 さあどんなものを買って倉吉へ帰ろうか。あれも食べたいこれも食べたい 目移りがしてしまう。
 見て回っていると、ここに日本海の最高級魚がいた。
  特に日本海産のものは美味であり漁獲量が少なく日本海側の高級料亭を中心に卸されている非常に高級な魚である。
脂がきれいに乗って美味しい魚であり、刺身にしても煮物にしても とても旨い。
 この旨さは山陰でしか食べられないため 十数年間私も食べていない。その幻の魚は「のど黒」。これを刺身と煮物の両方にしようと購入した。

 <のど黒について>

 あかむつ 通称名 のど黒

  東京湾、新潟以南、東シナ海のやや深い海に棲息。
 あかむつ 目が大きく全体に赤みを帯びている。通称名 「のど黒」は口の中が黒いことからその名が付いた。
  漁獲量が少ないため日本海側の高級料亭を中心に降ろされている。日本海側で「のどぐろ」 と呼び、非常に高級な魚である。近年もっとも高価な魚のひと つ。特に日本海側で珍重する。また、アカムツというのは東京湾湾口や相模湾での呼び名であるが、こちらでは今や幻の魚、めったに地物にはお目にかかれ ない。

  キチジ(きんき)は太平洋側で今や赤い宝石と呼ばれ、脂がきれいに乗って美味しい魚である。そして、まだまだ値段は上がるばかりだが、日本海の「のど 黒」はキチジ(きんき)と同じように脂がきれいにまわって美味しく、「のど黒」は、よりも身が締まっている。

 「きんき」も美味しいが「のど黒」と比べるとやや大味であり残念ながら 比べものにならない。「のど黒」は太平洋側より日本海側のほうが身が締まっていて旨く、値段は日本海側やや高く、料理法も発達して いる。日本海で捕れる 「のど黒」は日本一の赤い宝石である。 

  どう料理してもうまいのだが、刺身にすると意外なほど脂があり口の中でトロッとして旨味が強い。これは脂が均質に身に混ざり込んでいるためである。(鮪の トロほど身がフニャっとしていなくいい感じ)。また、いい脂が身に付いているので煮物にするとその脂で旨味がまわり柔らかすぎずプリっとしてきちんとまとまり絶品である。

 市場に並んでいたのは、たかが20cm位の大きさ。刺身で二人前がやっとしかとれないのに市場の値段で1匹1000円もするではないか。とても高価である。

 しかし、のどグロ は旨い。

 「これだと倉吉では安くても1匹1500から2000円になってしまう、今を逃すと今後何年間も食べることができない」などとこの高価さ 価値観 を自分に安いと思わせようとしている。

今晩、倉吉の実家で食事をする人数は8人。 高いけれどこの旨さの誘惑に負け、刺身用と煮物用に購入。

 更に見て回るとまたまた身体の斑点が点滅したり色が変わったり動いて美味しそうなものが私を呼んでいる。 

                (旨いものの買い物は続く)

 

 

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